2021/07/04 22:39

伊勢木綿の臼井織布へ工場見学へお伺いしました。

3話目。前回の2話目はこちらから。



糸を先に染色する事を先染めと言います。

先染めし易いように「綛」にした素材を、

織るために実際にリボンに巻きつけていきます。



写真は先染めなどをした糸を

リボンに巻きつけていく機材です。

写真では黒く染めた糸を

木製のリボンに巻き取っていきます。



慣れた手つきで巻きつけていきますが

陶器のガイドが徐々に削られていくほどの摩擦で

ガイドから外れると土台の木材を削り

糸の強さが見られます。



矛盾していますが強い糸は不思議と

手ちぎるとプチット音を鳴らして切れるのではなく

脱脂綿のように繊維が解ける感覚で切れます。



柔軟で力強い糸は。使うほどゆっくりと解けて

柔らかい棉へと戻っていきます。

使用してこそわかる暖かさがあります。



続きは次回に続く。



そんな貴重な伊勢木綿に天然の藍染を染色した安and堵の手ぬぐい。

ぜひ、使っていただければ良さがわかると思います。




https://tallertocara.base.shop/


ショップには他にもクリエーターがデザインした素敵な手ぬぐいが選べます。

パッケージも美しく、ギフトにも最適なアイテムです。