2023/03/16 23:38

and堵の手ぬぐいにも使用されている天然藍。

様々な効果があるとされていますが

その一つが防虫効果だと囁かれています。



だとすると、大切な本などの

ブックカバーにもいいかもしれません。




藍染を知っている人なら誰もが一度は聞いた話だと思います。

ただ、どの虫に効果があるのかなど、完全に立証されたわけではありません。


防虫効果と言われる原因の一つが藍染の古布にあります。

紀元前2500年ほど前のミイラの包帯で藍染が使われていて

現存する最古の藍染の古布だと言われています。

現代まで残った要因の一つに防虫効果があったからとされています。



ただ、疑問が残るのは染色後にも成分要素が作用するのか?

時間が経過した後でも効果は発揮するのか?

防虫の対象の虫は限定されるのか?

たまたま保存状態が良かったのではないのか?


などなど不思議な事はあるのですが、

実際に現存している古布はたくさんある訳で。




先日お話しした中で興味深い話があって。

それは藍染の色ではないのか?という説。

自然界の藍が持っている色が

虫や人にも作用するのではないかという。

なかなか面白くて、興味ある話でした。


防虫の他にも、葉っぱや根には・薬・解毒剤・解熱剤の効果が。

染色後の生地には、消臭・抗菌・抗炎症・紫外線防止・蛇よけ・蚊除け・

保温効果・勝ち色などと言われています。


ただ、安and堵の手ぬぐいに染色した藍は

実際に実験依頼して「UV効果がある」という結果があります。

天然藍(濃いもの)が93%のUVカット効果が得られました。




もしかすると色んな噂も噂だけで終わらないのかもしれません。


藍は生きている。