大切なお客様へのおもてなしを実際にどうすべきか、

いろんな準備をして、抜かりがないか。

本当に喜んでもらえるのか不安になる事があります。

実際来られた時に一番初めにする「おもてなし」があります。

私たちは普段からよく見る「おしぼり」です。

日本独特の文化で海外の方は不思議に思う方も。

その起源は古来の日本からあった「おもてなし」の一環です。

おしぼりは平安時代の源氏物語にも記述があるほど古く

起源は室町時代に旅籠屋（現代のホテル）が用意した

手ぬぐいとお水と言われています。

旅で汚れた手足を到着した旅館で拭う事が原型と言われ

その際に手ぬぐいを絞る行為が「おしぼり」になったとか。

そもそも「おもてなし」とは

「裏表無く、モノを持って成す」

モノを使って相手を気遣い、

さらに見返りを考慮せずに心に裏表が無いことを指します。

裏表無し。

　表無し。

おもてなしとなりました。

暑い夏場はあらかじめ濡らした手ぬぐいを冷蔵庫へ。

寒い冬場は濡らした手ぬぐいをレンジで数秒温めて

お客様をもてなしてもいいですね。

手触りがよく、愛（藍）で染めた

安and堵の高級手ぬぐいをそっと添えて

おもてなしを始めるのも粋だと思いませんか。